Nianticからメールが届いたんだが…
Niantic, Inc.(ナイアンティック)といえば、Pokémon GO(ポケモンGO)やIngress(イングレス)といった位置情報アプリを製作している会社ですが、2021年3月5日に「Niantic Wayfarerの資格をお持ちの方へ」というメールが届きました。「またポケGOのお知らせかな?」ぐらいに思って読んでみたところ「Niantic Wayfarer」というWebサービス&コミュニティーへの参加の呼びかけでした。
これが一体何かというと、要はポケモンGOのポケストップなどを設置する場所を、有志メンバーを集って提案させたり、有志メンバー同士でチェックさせようという「魂胆」のようです。よく言えば、Wikipediaのように、ユーザーにデータを集めてもらい、お互いにチェックし合って、より現実に則した設置場所(人が集まりやすくて、迷惑なども起こり辛い場所)を収集しようということですね。
ちなみに、ポケモンGOの「ポケストップ」にあたる場所を、Wayfarerでは「Wayspot」(ウェイスポット)と呼んでいます。
そういえば、かねてよりポケモンGOではレベル40以上のプレイヤーについて、ポケストップの提案ができる資格を与えるということでしたが、これは、そのための独立したシステムとなりますね。ちなみに、私はレベル39なので、いまだポケストップの提案ができません。しかし「Niantic Wayfarer」には、「提案」する資格と「審査」する資格があり、「審査」の資格はレベル38以上の人に与えているので、私のところにメールが来たってわけ。
ポケモンGO | Ingress | |
既存のウェイスポットの 編集を申請する | レベル40以上 | レベル8以上 位置情報の編集はレベル10以上 |
新たなウェイスポットの 候補を申請する | レベル40以上 | レベル10以上 |
ウェイスポットの候補や 編集を審査する | レベル38以上 | レベル10以上 |
Wayspotとして採用されるためのルール
ウェイスポットとして採用されると、それがポケストップと同期するのかは不明ですが、ともかく「位置情報アプリで使える場所探しをしたいので、それに協力してちょうだいよ」という感じですので、さっそく参加してみようと思いました。それには、まず次の動画を見なさいという指示ですから視聴しました。この動画は英語ですが、字幕を日本語に変更すれば「日本語字幕」で視聴できますよ。
参加するには審査テストに合格する必要がある
というわけでWayfarerに参加してみるかと思うわけですが、実際に参加するには,次のサイトにアクセスをして、ポケモンGOなどのアカウントでログインし、全10問のテスト問題をクリアーする必要があります。テストというとそれだけで緊張してしまう人もいるでしょうが、内容は常識的な内容なので、まず落ちることはないでしょう。
たとえば「富士山はウェイスポットとしてふさわしいですか?」といった問題が出て、複数の答えの中から「富士山はウェイスポットとしては広大すぎる」といった回答を選べばよい、といった感じです。ちなみに、テストに落ちてしまうと、次回の試験は1か月後になってしまうようなので、それなりに慎重に取り組んだほうがよろしいかと思います。
以下は、テスト開始から終了までの一連の流れです。
永遠に続けられる、終わりのない審査作業(笑)
テストが無事通過したら、あとは審査するだけです。左のメニューに「審査」があるので、これを選択すると誰かが提案したウェイスポットが表示されます。そうしたら、場所としてふさわしいか、名称は正しいか、他の申請場所と重複していないか、といった審査を行って、最後に「提出」ボタンをクリックします。これで一件の審査が終了となり、続けて次の審査の場所が表示される、という繰り返しです。
Wayfarerのまとめ(ちょっと飽きてきた)
というわけで、もくもくと審査してみましたが、出てくるのは知らない場所ですから、じょじょに飽きてきました。ポイントがついたり、アップグレードしたりするようですが、テンションだだ下がりです。とはいえ、世の中にはこつこつと貢献することに喜びを見出す人もいますから、数人のヘビーユーザーが残ればいいのかもしれません。また、実際に採用されるとなれば、それは大きなモチベーションとなることは間違いないでしょう。ポケモンGOなどの位置情報アプリが大好きな人は参加してみるといいのではないでしょうか。
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