「PHPスクリプトを書いてみよう」シリーズ、第1回です。
まずは自分のIPアドレスを調べるPHPスクリプトをご紹介。
ソースコードと実行例
次のようなスクリプトを作成し、”ip.php”というファイル名で保存します。
<?php
$ipaddress = $_SERVER["REMOTE_ADDR"] ?? "no IPaddress";
print("$ipaddress\n");
実際にWebサーバに置いてみました。
実行すると、アクセスしてきたユーザーのIPアドレスを、1行のプレーンテキストで出力します。
技術情報
個人的にすぐ忘れそうな点をメモしていきます。想定読者は1年後の自分です。
- $_SERVER[ ]
サーバの各種情報を保持する配列型の特殊変数。グローバルスコープを持ち、関数の内側からでも自由に利用できる。 - $_SERVER[“REMOTE_ADDR”]
アクセスしたユーザーのIPアドレスを文字列形式で取得する。 - ?? 演算子
正式名称は「Null 合体演算子」。第1オペランドが非nullならそれを返し、そうでなければ第2オペランドを返す。
今回の例では、配列要素 $_SERVER[“REMOTE_ADDR”] が存在すればそれを、存在しなければ “no IPaddress” を出力する。
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