投稿記事が完成間近だったのに、消えちゃいました!
ウワー! アリガチ。シバラクタチナオレナイカモシレンネ。
あるいは投稿記事をうっかり上書きしてしまい、途方に暮れることもたまにあります。このようなときの対処方法を場面ごとに記しておきます。
記事作成中にPCやブラウザが落ちた
PCが不安定で突然落ちたり、記事を保存する前にブラウザを閉じてしまう、といったことはときどき起こりがちです。こんなとき、作成中の記事は失われてしまうのが通例です。
しかしご安心を。WordPressでは1分ごとに編集中のデータを自動保存しているので、最悪でも1分前の状態を復元することが可能です。しかも復元はシームレスに行われるので、再度ブラウザを実行してWordPressの編集画面を開けば、勝手に復元してくれます。
あくまでも、復元できるのは最後に自動保存された状態のみではありますが「突然停電でPCが落ちた」なんていうときには、この復元機能に期待して再起動してみましょう。
記事を以前保存した状態まで戻したい
WordPressでは、記事のリビジョン(改訂)管理が行われる仕様となっています。具体的には、記事を書いた後で「下書きとして保存」や「公開する」を選択したときに、その時点の記事が毎回保存されるという具合です。たとえば、これまでに記事を10回更新していたならば、10世代分の記事がすべて残されているわけです。
実際、記事をたびたび更新していると、以前の内容を確かめたくなることもありますし、あるいは記事を以前の状態に戻したくなることは少なくありません。このような場合には、次の手順で、過去のリビジョンを確認したり、あるいは過去のリビジョンを復元することができます。
リビジョンを確認するには、記事の編集画面で右サイドバーの「文書設定」の次の赤枠部分を確認します。下の画面では「17件のリビジョン」とありますので、過去17回分の保存があることを意味します。保存内容を知りたいときには、このハイパーリンク 文字列をクリックしましょう。
すると「リビジョン比較」画面になります。ここには、右に最新の記事が、左に1つ前の記事がテキスト形式で表示されています。もっと前のリビジョンを表示したいときには「前へ」ボタンをクリックします。これで、右に1つ前の記事が、左に2つ前の記事が表示されます。
過去のリビジョンを復元したいときには、復元したいリビジョンを表示して「このリビジョンを復元する」ボタンをクリックします。
以上で過去のリビジョンを復元することができます。
ゴミ箱に移動した記事を復活させたい
作成した投稿記事が不要になったときには、 右サイドバーの「文書」タブの「ゴミ箱に移動」をクリックします。この、ゴミ箱に移動した記事は次の手順で復活できます。
まず「投稿」画面を表示し、「ゴミ箱」をクリックします。すると、ゴミ箱に入っている投稿記事の一覧リストが表示されます。
復元したい記事がある場合は、その記事の下の「復元」をクリックします。
以上で、一度ゴミ箱に移動した記事の復元が達成できます。
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